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ハツユキカズラ(初雪葛)の育て方と寄せ植え
ハツユキカズラとは
ハツユキカズラ(初雪葛)はテイカカズラの斑入り品種で、寄せ植えやハンギング(吊り鉢)、地面を覆うグランドカバーなどで広く利用されています。
テイカカズラとは、日本の本州の秋田より南の、特に四国や九州の山野に自生するつる性の花木で、茎はつる状で細長く伸びますが、そのままでは直立することができず、茎の各所から「気根」という根を出して、他の木の幹や岩、フェンスなどに沿って上に這い登っていきます。
大きいものでは約10mの高さまで達し、茎の太さも直径4cm程度までに成長します。初夏になると、直径2cm程度の白やピンク色の花を咲かせ、開いた花は花びらが船のスクリューのような形になっています。
中でもハツユキカズラは新芽が白やピンクに色づく斑入りとなる非常に人気の高い園芸品種となっているのです。
ハツユキカズラは、つる性の草のようでも分類上は常緑つる性低木とされており、どんどん縦横無尽につるを伸ばすテイカカズラよりも葉は小さめでつるもある程度コンパクトにまとまっています。
葉の白い斑から「初雪葛」と名付けられているのですが、最初は赤味の強い淡いピンク色で、次第に白味が強くなり、次に白と緑色の斑点が混ざった姿になってから最終的に緑一色になるのが特徴で、それぞれの生長段階の葉が混ざった形で生長していく様が非常にカラフルで美しいのが魅力的です。緑色の葉は秋~冬に紅葉もします。
ハツユキカズラ(初雪葛)の育て方と寄せ植え